


総身彫りで、前面上半身は「阿弥陀如来坐像」後面背中上半身には「龍虎の戦い」がメイン絵柄です。
下半身には前後とも「鯉と蓮の花」「鯉と牡丹」です。
背面と前面の仕上がり状況はここまで出来ました。(写真左・中)
今回は、左足股の額墨ボカシでした。(写真右)
阿弥陀如来は西の極楽浄土から我々を見守る役目をになっています。
阿弥陀のサンスクリット語からの由来には「無限の命」「無限の光」という意味があります。
全ての命を限りない光で照らし、限りない命で救い続けるとされています。
極楽往生をかなえる西方極楽浄土の教主。無量の大慈悲をもって人々を苦難と不安から解き永遠の安らぎをもたらします。
また、「南無阿弥陀仏」は生前、どんな悪行をした人もこの念仏を唱えれば極楽浄土に導くとされるのが、阿弥陀如来です。